『中国証券報』
ファンド投資額 高い割合をキープ
全国ファンド業界聯席会議が開かれ、中国証券監督管理委員会の関係者は、「監督管理を強化し、規制を緩和する」管理理念を着実に推し進める事を強調した。
25日現在、ファンド会社61社の722本のファンドが既に2011年第1四半期の業績報告を発表。消費者物価指数(CPI)が上昇しているため、株式市場は引き続き相場の調整を行っており、ファンドの業績にも影響が出ている。データーによると、第1四半期、各種ファンドの損失総額は359億8300万元で、株式型ファンドへの投資額の平均割合は82.24%だった。
外貨準備率下がらなければ物価・不動産価格に影響:管濤
国家外国為替管理局国際収支局の管濤局長は『中国金融』誌で、「人民元が引き続き、大幅に上昇するような要素はない。外貨準備率が下がらなければ、物価や不動産価格の調整作業に甚大な影響が出る。不動産価格を引き下げることができても、資金が別の市場に流れていくことを避けるのは難しく、他の資産のバブル化を招いてしまい、社会全体の生産と生活のコストが上がり、人民元の為替レートを値上がりさせてしまう」と指摘した。