「十二・五」、中国の水力発電が大躍進大躍進へ

「十二・五」、中国の水力発電が大躍進大躍進へ。

タグ: 「十二・五」 中国 水力発電

発信時間: 2011-04-22 17:14:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

北京で21日に開かれた第七回中国エネルギー投資フォーラムにおいて、国家エネルギー局計画所の何永健所長は、「十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)」期間におけるエネルギー消費総量を標準炭換算で41億トンに抑えると発表した。41億トンの内、非化石エネルギーの消費量は11.4%、その3分の2を水力発電でまかなうという。また、原子力による発電量を2015年までに4000万ワットに増量する計画目標に変わりはないとした。

消費総量目標は41億トン

何永健氏は、「十二五」エネルギー発展計画の初期計画はすでに完成しており、現在、関連部門に意見を仰いでいるところであると述べた。「十二五」期間中のエネルギー発展計画がこれまでの計画と異なることは、エネルギー消費削減目標を初めて定めたことであろう。初期目標は標準炭換算で41億トン、その内、石炭消費量は38億トン、石油は5億トン、天然ガスは2300億立方メートル、非化石エネルギー消費量は標準炭換算で4.8万トン、エネルギー総消費量の11.4%を占める。

何永健氏は、41億トンという消費総量は、GDP年平均成長率を8.5%、2015年における単位GDP当たりのエネルギー消費量は2010年より16%減少するという仮定の下、算出されたものである。しかし、中国国内の石炭・石油ニーズが大幅に増加している現状を踏まえると、この削減目標を達成するのは極めて難しいと考えられる。何永健氏は、消費総量目標はおそらく42億トンに修正されると明らかにした。

「エネルギー消費目標の設定は、エネルギー利用効率向上を狙ったものである。」何永健氏はこのように指摘した。今後、中国エネルギー戦略は国民経済に対する単純な供給保障から、需要制御を考慮した需給保障にシフトするという。

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