『上海証券報』
IPO審査期間大幅短縮 申請から発行までわずか半年
新規株式発行の改革が進展するにつれ、証券監督管理委員会は審査期間を大幅に短縮し、株式の発行ペースは日増しに活発になっている。
第1四半期、メインボード・「中小板(中小企業向け市場)」の審査を受けている株は200近く、「創業板(進行企業向け市場)」で審査を受けている企業も200社近くで、現在の傾向と発行ペースで見れば、通年の新規株式公開(IPO)の数は過去最高を記録するだろう。
一部関係者によると、「ここ最近、IPOの審査効率は非常に良くなり、申請してから1,2カ月でフィードバックがあり、半年以内には発行までの全プロセスを終わらせることができる。審査のポイントは法的責任と利潤を維持できる能力にあるようだ」と述べた。
不動産市場調整の調査終了
地方に対する国務院の「不動産市場調査」が終わり、「最も厳しい調整」のなか、市場には大きな変化が現れているが、様々な懸念要素の駆け引きも深刻になっている。「購入制限」により利益のために不動産の高騰を狙って投資する動きは、一時的に収まったが、それでも3月の不動産価格の伸び率が前月より0.5%以上上昇している都市は4割以上あった。不動産の価格高騰にある程度の緩和は見られるものの、期待している値にはまだ届かないだろう。