5月4日、米国の複数の機関が共同で発表した報告によると、過去5年(2006年~2010年)間に中国の対米直接投資(FDI)は約25倍増となった。2010年、中国の対米投資額は50億ドルを突破したが、依然として初期段階にあるという。
この報告は米国のアジア協会とキッシンジャー米中関係研究会が共同で発表したものである。報告によると、過去数年、中国は対米投資で何度も失敗を重ね、両国で不満を引き起こし、米国海外投資委員会(CFIUS)が中国の投資家向けに出した情報が不明確であったことも、中国投資家の積極性に打撃を与えた。
中米戦略・経済対話(S&ED)を間近に控え、中国人はもはや普通となった貿易摩擦よりも、対米投資における障害に関心を寄せるようになっている。