第3回中米対話 「世界の牽引引役」で見解異なる

第3回中米対話 「世界の牽引引役」で見解異なる。

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発信時間: 2011-05-11 18:00:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王岐山:経済復興のカギは米国 ガイトナー長官:中米の共同努力を期待

第3回中米戦略・経済対話が9日に米国の首都ワシントンで開幕した。国務院の王岐山副総理は開幕式で、中米両国の経済は依存しあっており、互いになくてはならない間柄だが、両国の経済力には現在、大きな開きがあり、グローバル経済復興のカギは依然として米国にある、との見方を示した。「国際金融報」が伝えた。

米商務省のティモシー・ガイトナー長官によると、中国は人民元レートの弾力性をより高めて、グローバル経済の復興を強化し、確実なものにしなければならない。中国にはより開放的な資本市場が必要であり、人民元レートの決定は市場に任せるべきだという。

中国が日本を抜いて世界2位の経済体になると、世界では「中国は米国を抜いて、世界の牽引役になる」との声が絶えず聞かれるようになった。これに対し、中米両国はそれぞれ異なった態度を示した。

王副総理によると、中米は現在、それぞれに2番目の貿易相手国であり、米国は中国にとって2番目の輸出市場であり、中国は米国にとって最も急速に成長する輸出市場だ。中米両国は世界経済の中で非常に重要な位置を占めているが、ハード面での実力であれ、ソフト面での実力であれ、両国の開きは大きい。グローバル経済復興のカギは依然として米国にあるという。

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