日本の財務省が12日発表した最新のデータによると、3月の経常収支の黒字は、前年比34.3%減の1兆6791億円となった。
財務省は貿易収支の黒字が大幅に減少したことが響いたとしている。
データによると、震災後、輸入が増加し、輸出が減少したことで、3月の貿易黒字は前年比77.9%減の2403億円(約30億ドル)となった。その内、輸出総額は前年比1.4%減の5兆6367億円(約697億ドル)で、16ヶ月ぶりに前年比ベースでマイナスとなった。輸入総額は16.6%増の5兆3964億円(約667億ドル)で、15ヶ月連続で増加した。石炭、鉄鉱石、原油などの輸入が大幅に増加した。
そのほか、3月の旅行や物流などのサービス収支は543億円(約6億7000万ドル)の黒字。所得収支の黒字は8%減の1兆5347億円(約190億ドル)だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月12日