『中国証券報』
4月CPI依然高く 新規貸付7396億元
4月のマクロ経済金融データーが11日発表され、消費者物価指数(CPI)は前年同期比5.3%増、新規貸付は7396億元だった。アナリストによると、データーは経済成長が健全な状態で、引き締め政策も効果があり、5月の国際市場での大口商品価格の暴落も短期的インフレ圧力を緩和し、近いうちに利上げする可能性は低い。
4月のCPIの増加率は5.3 % で、市場の予測を上回った。食品価格は11.5%上昇し、卸売物価指数(PPI)は前年同期比6.8%増となった。不動産投資熱の影響を受け、1-4月、固定資産投資(農村家庭をのぞく)は同比25.4%増の6兆2716億元、1-3月に比べ0.4ポイント上昇している。
中米戦略・経済対話成果112項目
2日間に及んだ第3回中米戦略経済対話が10日、ワシントンで閉幕した。双方は112項目の具体的な合意に達し、うち経済に関するものが64項目、戦略に関するものが48項目だった。
双方は全面的・戦略的・長期的経済協力について話し合い、お互いの利益に繋がる合意に達した。王岐山副首相はガイトナー財務長官と『経済促進の強化・持続・バランスの取れた成長・経済協力に関する中米の全面協力枠組み』に調印し、両国が更に大規模・緊密・幅広い協力を展開していくことに同意した。