日本に学ぶ中国の対米投資の道

日本に学ぶ中国の対米投資の道。 1980年代、日本の対米投資に対し、米国の各方面では当初多くの論争があった。当時、米国の民間と政界は日本の投資をあまり歓迎せず、日本人はまず米国への輸出で米国人の金を稼ぎ、その後に米国に来てまた米国人の金を稼ごうとしていると見ていた…

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発信時間: 2011-05-16 16:35:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の対米投資も同様に大きな障害にぶつかっている。数年前、中国の石油企業は米石油会社の買収を計画していたが、米議会で反対された。一般的に、米国人は海外企業による米企業の買収・合併をよく思わないが、米国での投資や工場建設には好意的で、歓迎すらしている。その理由は簡単で、投資や工場建設はその地域の雇用のチャンスを増やすためだ。政治家も一般有権者も雇用のチャンスが増えることに大賛成で、高い失業率は米国の最大の経済問題の一つであることを知っている。そのほか、税収が増加するため、国も地方政府も海外企業による投資・工場建設を大いに歓迎している。

日本の対米投資の中で、自動車業が占める割合は大きい。30年前、多くの米国人は日本車に好感を持っていなかった。自動車都市のデトロイト一帯では日本車が壊される事件も起きている。その後、日本の自動車大手は米国に投資・工場建設を行い、米国人の日本車や日本の自動車企業に対する見方は徐々に変わっていった。今では、自動車製造業は日本の米国での投資額が最も大きい業種になっている。トヨタやホンダなどの大手メーカーは米国に工場を持ち、多くの車種が米国で製造されている。そのため、デトロイトでも多くの日本車が走り、それに抗議する人もいない。

 

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