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中国のビジネス機大手・金鹿公務航空有限公司は18日に北京で、ビジネス機としての利用が期待されるエアバス社のプライベートジェット機「エアバス・コーポレート・ジェットライナー」(ACJ)を大陸部で初めて導入したことを明らかにした。中国では現在、同公司のようにビジネス機市場に注目する航空会社やビジネス関係者が増えている。ある業界関係者の予測によると、今後10年足らずで、中国のビジネス機保有機数は1千機に達し、中国は米国に次ぐ世界2位のビジネス機市場になるという。中国新聞網が伝えた。
ここ数年来、中国ではビジネス機によって「時間を大いに節約できる」、「仕事の効率が高まる」、「移動手段がより柔軟になる」と考えるビジネス関係者や有名人が増え、ビジネス機のチャーターが人気を集めている。業界関係者によれば、2008年末から09年初めにかけて、中国ではビジネス機市場が突然勢いを増し、追いつけないほどのペースで発展を遂げたという。