航空輸送大手・海航集団の陳峰董事長(会長)によると、中国ビジネス機市場はこれから飛躍の段階に突入する。中国経済の長期的で持続的な成長に伴って、中国市場にはビジネス機に対する強力なニーズが蓄積されており、ビジネス機の消費主体はこれまでの多国籍企業や外資系企業だけでなく、国内資本企業や民間企業へと広がりをみせているという。
エアバス社は05年に中国のビジネス機市場に進出し、これまでに20機以上を販売した。第12次五カ年計画(2011-15年、十二五)期間には、毎年5機の新しいビジネス機を販売し、同期間を通じて約30機を販売したいとしている。
同公司は十二五で設定された国内総生産(GDP)の成長率7%という数字を踏まえて、今後5年で中国のビジネス機市場には500機から600機が投入されると予測する。
「人民網日本語版」2011年5月19日