上海キヤノン博覧会が19日に開催された。博覧会では同社のセキュリティ製品の2011年モデルの発表会も同時に行われた。「国際金融報」が伝えた。
キヤノン(中国)有限公司の小澤秀樹社長は席上、セキュリティ製品で中国市場へ参入したと発表した。
小澤社長は、キヤノンのセキュリティ製品は中国市場に参入したばかりだが、シェアトップを狙うと語った。キヤノンはシミュレーションモニタービデオカメラで先に中国市場に参入、来年にはインターネットモニタービデオカメラも投入する。「キヤノンのセキュリティ製品が中国市場参入後、一日も早く市場の主力となるよう望む」と小澤社長は示した。
中国で発売するシミュレーションモニタービデオカメラは、半球型ビデオカメラ、ハイビジョン昼夜変換型スコープビデオカメラ、インテリジェント高機能球型ビデオカメラなど9モデル。主に政府プロジェクト、金融プロジェクト、インテリジェントビルプロジェクト、都市治安プロジェクト、電力・石油化学、インテリジェント交通、高速道路、高速鉄道・地下鉄、学校、港湾・空港、鉱工業企業、スーパーマーケットなどをターゲットとしている。
「人民網日本語版」2011年5月23日