コンサルティング会社Bain & Companyによると、約10年以内にインドのLNG需要は年間5000万トンを越え、現在の輸入量の約4倍になる見込みであるという。輸入の増加に対応するために、インドは10億ドルを投入し、LNG輸入ターミナルの処理能力を年間1370万トンから2600万トンに拡大しようと計画している。
LNGをめぐる競争は熾烈化する可能性が高い。日本は原子力発電の不足分を補うために、LNGの輸入量を700~800万トン増やすと発表している。
中国のLNG輸入量も今後増加すると見られ、2020年の輸入量は2010年の約4倍の4600万トンになると予測されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月25日