蜈支州島海洋牧場建設開始式典の模様
中国初の熱帯海洋牧場となる蜈支州島海洋牧場の建設が24日、正式に開始された。海南省三亜市蜈支州島の海域には、一回目となる人工漁礁が投下された。
同海洋牧場プロジェクトは、今年中に蜈支州島西南部に人工漁礁2000立方メートルを設置、テストと整備を終えた後、2015年までに海洋牧場と関連設備の建設を完成させる計画だという。このプロジェクトで投下される漁礁は18000立方メートル、漁礁の総面積は1000ムーにおよび、熱帯魚類音響馴致システムとリモートコントロールシステムも設置される。
同海洋牧場プロジェクトは蜈支州島のレジャー資源および設備と連動している。人工漁礁の建設を中心に、人工海洋環境の建設と漁業資源の養殖・放流などを通して、中国初の熱帯海洋牧場を完成させ、海洋生物ツアーや釣りなど、熱帯特色をもった海洋レジャープロジェクトを展開する。