日本新華僑報のサイトが伝えたところによると、3月11日に東日本大震災が発生し、日本の自動車部品の生産チェーンが断絶したことを受けて、日本では新車の生産台数が大幅に減少した。連鎖反応により、日本の自動車販売市場では5月の販売台数が前年同月比33%減少した。
ある日本メディアの報道によると、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は1日、5月の新車販売台数に関する報告を発表した。それによると、5月の新車販売台数は23万7400台で、前年同月比33.4%減少し、新車販売台数は9カ月連続でマイナス成長となった。また33.4%という急激な減少率は1968年以来の記録を更新した。
地震により生産が一時停止に追い込まれた各自動車メーカーは、4月中旬以降に相次いで生産を再開したが、約半月間のブランクにより生産台数が大幅に減少し、減少率はこれまでで最も大きい47.3%に達した。
軽自動車を除く5月の新車販売台数は14万2200台で、同37.8%減少し、これまでで最も少なかった。一日当たりの新車販売台数をみると、5月は7482台で4月の5441台を上回った。5月の軽自動車販売台数は同25.4%減少の9万5200台で、8カ月連続で前年同月の業績を下回った。
「人民網日本語版」2011年6月3日