謝国忠氏はまた、「中国経済の減速の大口商品への影響は、主に工業用金属に現れ、原油や貴金属への影響は大きくない」と述べた。
これまでにも多くの国際投資銀行が中国経済の減速を予測している。
ゴールドマン・サックスは2011年と2012年の中国のGDP成長率予想を従来の10%と9.5%からそれぞれ9.4%と9.2%に下方修正した。
JPモルガン・チェースは5月末に発表したレポートで、中国経済は鈍化しており、今年第2四半期の中国のGDP伸び率は8.3%となり、第1四半期より0.5ポイント低下するとの見通しを示した。
そのほか、ソシエテ・ジェネラル銀行もレポートの中で、偶然にしても必然にしても、中国の経済成長率が低下しているのは事実だとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月7日