最近、中国国務院の、南部イオン吸着型レアアース業界上位3社産業集中度80%達成に関する規定に、産業界が神経をとがらせている。
『上海証券報』は複数のルートからの情報として、関係部門が今週中にレベルの高いレアアース業界会議を開き、5月19日に国務院が発表した『国務院のレアアース業界の持続可能な発展促進に関するいくつかの意見』で提起された政策・措置を具体化させ、徹底させる、と報じている。
また、注目を集めている南部レアアース企業「トップ3」リストも今週中に発表される可能性が高いという。
南部レアアース企業「トップ3」リストが確定すれば、中国南部のレアアース業界地図が塗り替えられることになり、イオン吸着型レアアースの生産・販売にも大きな構造的変化が生じると見られる。