中国自動車工業協会が9日発表したデータによると、中国の乗用車市場の低迷傾向は5月も続き、同月の乗用車販売台数は104万2900台で前年同期比0.11%減少し、今年初のマイナス成長となった。
5月の独自ブランド乗用車の販売台数は45万2500台で、前月比9.91%減、前年同期比5.91%減となり、乗用車販売総量に占める割合は43.39%で、前月比0.58ポイント、前年同期比2.71ポイント低下した。
合弁ブランドでは、日系自動車メーカー、特にトヨタと本田の中国現地法人の自動車販売が激減したことにより、日系ブランドの市場占有率は引き続き低下した。一方、ドイツ系とアメリカ系ブランドの市場占有率は目立った上昇となった。
1~5月の国産自動車生産・販売台数は前年同期比でそれぞれ3.19%と4.06%増加し、伸び率は大幅に縮小した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月11日