連雲港に東・中・西部地域協力のモデル区建設へ

連雲港に東・中・西部地域協力のモデル区建設へ。

タグ: 西部地域協力

発信時間: 2011-06-11 11:30:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 国務院はこのほど江蘇省連雲港市に国家東・中・西部地域協力モデル区を建設することを認可するとともに、「国家東・中・西部地域協力モデル区建設総合プラン」を正式に承認した。これは「長江デルタ地区地域計画」、「江蘇沿海地区発展計画」を徹底実施するための重要な措置であり、地域協力を一層強化し、地域のバランスの取れた発展を促進する上での戦略的に政策決定の一つだ。国家発展改革委員会のサイトが9日明らかにした。

 連雲港は新ユーラシア大陸橋の東端の橋頭堡として、その地理的な優位性は明らかで、戦略的地位は重要だ。中国の東部と西部をつなぐ鉄道の隴海線(連雲港-甘粛省蘭州)や蘭新線(蘭州-新疆ウイグル自治区烏魯木斉(ウルムチ))の沿線地域にとっては海へ出る最も速いルートであり、中・西部地区の対外開放にサービスを提供する重要な窓口であり、中・西部地区の重要都市と物流や産業などの方面で良好な協力関係を構築している。連雲港にモデル区を建設することは、新ユーラシア大陸橋の海へ出る迅速なルートとしての機能や中・西部地区の優位点の十分な発揮、資源の地域を超えた合理的な流動と配置の最適化の促進、新時期における地域協力の新たなルートの模索などにとってプラスであり、西部大開発を一層推進し、中部地域の発展を促進し、東・中・西地域の一体化に向けた発展を推進する上で重要な意義がある。

 「プラン」によると、モデル区の戦略的位置づけは次のようなものだ。連雲港を立脚点として、中・西部にサービスを提供し、北東アジアに向き合い、地域協力と地域交流を強化し、東・中・西部の良好な連動を推進し、開放協力の広さと深さを全方位的に高め、徐ウ新区を先導役として、中・西部地区にサービスを提供する対外開放の重要な門戸、東・中・西部の産業協力モデル拠点、地域協力体制メカニズムのイノベーション試験区を建設する。2015年をめどに初期の成果を挙げ、中・西部地域の対外開放にサービスを提供する力が目立って向上するようにし、2020年には全面的に完成して、中・西部地区の対外開放にサービスを提供する重要な窓口としての機能がより充実することを目指すという。

 *ウ:「土偏」に「于」

 「人民網日本語版」2011年6月11日

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