しかし、高速鉄道の完成を喜ぶ人もかなりいるらしい。北京で仕事をしているビジネスマンは、金曜日に上海に帰り、日曜日の午後北京に戻ることができるのだから、便利なことはまちがいない。
ある上海の新劇ファンは、これなら時々北京に芝居を見に来ることもできる、と喜んでいるらしい。
メディアで紹介された車両を見ると、私が日本で仕事をしていた時によく利用していた新幹線と同じくらいのものなので、乗務員のサービスのトレーニングにさえ力を入れれば、かなり心地よい旅ができるのではないかと思っている。食堂車もついているので、もしかしたら空の便より楽な旅ができるかもしれない。評論家たちは、空の便と鉄道のサービス合戦で、旅客にプラスになる、と語っている人もいた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月13日