香港地区に拠点を置くベンチャー企業・香港第一東方投資集団の諸立力董事長(会長)は19日、ドイツのキール世界経済研究所からグローバル経済賞を授与された。諸董事長以外にも、欧州中央銀行のジャン=クロード・トリシェ総裁と米国財務省のローレンス・サマーズ元長官が同賞を受賞した。授賞式には、ドイツのヘルムート・シュミット元首相、連邦議会議員をはじめとして、政界、学術界、ビジネス界の代表約300人が出席した。
キール世界経済研究所のデニス・スノワー所長は賞を授与するにあたり、諸董事長を次のように評した。諸董事長は中国資本市場の開放プロセスで巨大な貢献を行った。1990年代初頭以来、「中国直接投資」の理念の提唱に力を入れ、優れた国有企業を導入して香港での上場を果たすよう積極的に唱道し、国有企業の香港におけるH株発行業務の発展を推進することに成功した。
「人民網日本語版」2011年6月21日