中国長江三峡グループは19日、「2010年CSR(社会責任)レポート」を発表した。レポートで、金沙江渓洛渡、向家バ、烏東徳、白鶴灘といった4つの超大型水力発電所の建設が加速していることを明らかにした。発電ユニット容量は、三峡プロジェクト2つ分の規模に相当する4300万キロワットに達し、年間発電量は1900億キロワット時という。
2002年、国は金沙江下流の渓洛渡、向家バ、烏東徳、白鶴灘といった4つの水力発電所の建設権を長江三峡グループに委託した。渓洛渡水力発電所は2013年に、向家バは2012年に稼働開始予定。現在、三峡グループは烏東徳と白鶴灘の建設準備に取り込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月20日