三峡地下発電所の31号機が2日、三峡発電所に正式移管され、商業運転を開始した。中国長江三峡集団公司(三峡集団)が3日明らかにした。この10日間に運転を開始した三峡地下発電所2台目の発電機で、運転を開始した三峡プロジェクト28台目の発電機でもある。
三峡地下発電所の31号機は、ハルビン電機厰有限責任公司が設計製造したもので、主変圧器、励磁システムや速度調整システムなどは国内メーカーが設計製造したもの。据え付けが始まったのは2010年5月。72時間の試験運転をクリアしたのは今年5月31日で、三峡発電所に移管されたのは6月2日。三峡集団によると、31号機の固定子と回転子は非常のレベルの高いものだという。