童心と責任感を兼ね備えた「80後」の専業パパ 広州 

童心と責任感を兼ね備えた「80後」の専業パパ 広州 。 ますます多くの「80後(1980年代生まれ)」が家庭を築き、さらには親になっている昨今、「男は仕事、女は家庭」という伝統的な家庭観が徐々に打ち破られ、専業主夫や専業パパになる「80後」が登場している…

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発信時間: 2011-06-03 14:51:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ますます多くの「80後(1980年代生まれ)」が家庭を築き、さらには親になっている昨今、「男は仕事、女は家庭」という伝統的な家庭観が徐々に打ち破られ、専業主夫や専業パパになる「80後」が登場している。中国新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。

「80後」の若者達は、遊ぶことばかり考え、世間をものとも思わず責任感がないと見る向きも多い。しかし、実際には、童心を忘れない一方で、家庭における責任もしっかり担うというバランスを重視している「80後」の父親も少なくない。

広州に住む李元さんは、「80後」の専業パパだ。自分たちの親はそれぞれ仕事を持っており、孫の面倒を見てくれる時間がないため、夫婦2人だけで子供の面倒を見る方法を模索するしかなかった。妻が子供の面倒と家事を引き受け、その上仕事にも出かけることは、負担が大きすぎる。夫婦はよくよく相談した上、当面は李さんが専業主“父”になり、子供が幼稚園に行く年齢になってから再び仕事を探すことにした。

李さんは、「家で子供の世話をしていると、終わりのない雑用に追われるが、子供の成長を毎日見ることは、とても楽しい」と話す。「私は典型的な80後で、遊ぶことと自由でいることが何よりも好きだ。子供っぽいところも残っており、年長者のように『厳しい父親』や『慈悲深い父親』というイメージはない。だから、子供とは友達と遊ぶように、一緒に楽しく遊びたい。これは、80後の父親に共通する特徴だと思う」と分析した。

米国で以前に行われた研究資料によると、男性の思考方法と女性のそれとは大きな違いがあり、主に父親に面倒を見てもらって大きくなった子供は、社会に出て成功する可能性が高いという。この点も、「夫に子供の世話を担当してほしい」と妻が望む要因のひとつとなっている。

伝統的観念の影響から、「80後」の子供はほとんど、母親が主に世話をしているが、実際には父親が育てられる方がより良いかもしれない。この考え方が正しいかどうかは、「80後」専業パパが現在実行・検証中だ。

「人民網日本語版」2011年6月3日

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