「赤色ツアー」旅行者は年々増加
共産党縁の地の多くは、以前から中国国内で人気の旅行先だった。例えば重慶の渣滓洞、遵義会議会址、一大会址、嘉興南湖、瀘定橋、四渡赤水の赤水の滝などは、歴史的意義があるだけでなく、周辺の景色も美しく、観光に適している。
「2004年-2010年全国赤色ツアー発展企画要綱」では、赤色ツアーの名所を100カ所余り打ち出すほか、ある程度の規模を持ちサービス水準が高い名所130カ所余りを重点的に建設し、1840年からの4つの時代を代表する名所体系を構築することが提起されている。
予測では、中国全土で赤色ツアーに出かける人は2015年までに8億人を突破する見込み。年平均伸び率は15%で、国内旅行者数の4分の1を占めるまでになるという。これに伴う全体収入は2000億元を突破し、収入の年平均伸び率は10%以上とも言われる。また関連施設の新規直接雇用者は累計50万人、間接雇用者は200万人に上る見通し。赤色ツアー市場は大きな発展の余地があり、今後も健全かつ持続的な発展が見込まれる。
「人民網日本語版」2011年6月22日