専門家によると、わが国の非在来型天然ガスの埋蔵量は豊富であり、資源総量は190兆立方メートル。うち炭層ガスは37億立方メートルと、世界第3位、確認埋蔵量は2800億立方メートル余りにのぼる。シェールガスの埋蔵量は100兆立方メートル、採掘可能埋蔵量は26兆立方メートルで、米国に匹敵する。より得がたいのは、鉱区が市場から近いところにあることだ。これらのエネルギーは中部盆地及び珠江デルタ、長江デルタを含む南方地方に広く分布している。
開発はなぜテンポが遅いのか
だが、わが国の非在来型天然ガスの開発は遅々として進まず、「高速道」に入るのは難しい。
国土資源部石油・天然ガス研究センターの資料によると、昨年、米国の地上の炭層ガス生産量は560億立方メートルだったが、わが国はわずか15億立方メートル。非在来型天然ガスの開発は米国、カナダなどとほぼ歩調を合わせてはいるものの、産業化の程度はかなり後塵を拝している。