炭層ガスを例にすれば、米国がこの面の研究に投入した資金は累計60億ドル超。一方の中国はわずか2億元だ。この影響から、炭層ガス井(せい)の圧力による裂け目や、低浸透性構造の埋蔵層の改良など、カギを握る技術の突破口はまだ開かれていない。
専門家は、非在来型天然ガスの発展を阻害する要素として主に以下の3点を挙げる。
第1は、探査・開発及び科学技術の研究開発への資金投入が不足し、一部カギとなる技術がまだ解決されていない。第2は、天然ガス価格が低めにあることが、投資家の積極性を削いでいる。第3は、関連する体制がまだ整備されておらず、政策もいまだ完備されていないことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月22日
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