北京市の超高級マンション「釣魚台七号院」の1平方メートル当たり30万元(約375万円)という販売価格は、市の住房・城郷建設委員会の許可を得られなかったが、住宅の高級トレンドに影響はみられない。上海のある不動産サイトでは、一戸建て住宅の参考価格が1平方メートル当たり10万元(約125万円)を超え、中国の高級一戸建て住宅の最高値を再度更新した。新華網が報じた。
某機構によると、上海住房保障・房屋管理局の前売り資格の審査を経て、11日に分譲住宅の前売り許可証を取得した超高級マンション「上海シャ山月湖山荘」の最新のオンライン参考価格は、1平方メートル当たり7万8500元-24万6400元(約98万-308万円)となった。これにより上海および全国の住宅価格の最高値を更新した。
アナリストによると、デベロッパー側による情報操作の可能性があるという。販売価格を吊り上げることでメディアの関心を引き、広告費を投じることなく、多くの顧客を抱き込むことができるというのだ。
デベロッパー側の事実確認は取れていないが、市政府が管理する不動産情報サイト「網上房地産」によると、「上海シャ山月湖山荘」の23日までに成約した3物件は、平均価格が1平方メートル当たり約8万元(約100万円)だった。
※シャは人かんむりに示
「人民網日本語版」2011年6月24日