20都市で肉・野菜のトレーサビリティシステム試行

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タグ: 肉・野菜 トレーサビリティシステム

発信時間: 2011-06-24 16:23:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海で売られている豚肉は、どの養殖場で育ち、どのと畜場で処理され、どの卸売市場を経由し、どの小売業者が扱ったものか、正確な情報をたどることができる。このように上海市では豚肉に関して、生産物の履歴を追跡できる「トレーサビリティシステム」が確立している。商務部の関係者によると、今後、上海の成功を踏まえて、全国20都市で肉類や野菜類を対象に含むトレーサビリティシステムを試行する予定という。国際在線が伝えた。

上海では、スーパーや標準化された食料市場の豚肉売り場のすべてに表示があり、「追遡コード」と呼ばれる番号が記されている。このコードは豚肉が上海の大規模農産品卸売市場に届いた時に作成される。抜き打ち検査で品質に問題がないことが確認された後、各個体ごとに、卸売業者は養殖場とと畜場の情報を、小売業者は販売地点の情報をそれぞれ提出することになっている。豚肉が食料市場に届くと、各売り場の電子はかり機にコード情報が打ち込まれ、豚肉を購入するとレシートにコードが印字されるので、消費者はコードを頼りにインターネットで関連情報をチェックすることができる。

商務部は現在、重慶市、青島市、昆明市など20都市で肉類・野菜類のトレーサビリティシステム建設を進めている。今後は農業部と協力して、肉類・野菜類の製造元情報バンクを充実させ、流通システムの建設をよりよく進めるとしている。

「人民網日本語版」2011年6月24日

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