このほど発表された「中国新型都市化報告2011」によると、中国大陸部の代表的50都市の新型都市化レベルのランキングで、上海が1位となった。また平均正常通勤時間のランキングでは、北京が38分で1位となった。中国新聞社が23日に報じた。
中国科学院持続発展可能戦略研究グループが主管し、多数の専門家が1年間の期間を経て完成させた「中国新型都市化報告2011」が、23日に北京で発表された。同報告は、都市・農村の発展の原動力、都市・農村の発展レベル、都市・農村の発展の公平性といった3種の指標から研究と計算を行い、31の省都を含む中国大陸部の代表的50都市の新型都市化レベルを測定した。1位は上海、2位は北京、3位は深セン、4位は成都、5位は広州、6位は天津、7位は蘇州、8位は重慶、9位は東カン、10位は無錫となった。
「中国新型都市化報告2011」はまた、専門的な計算公式とパラメーターを設定し、50都市の平均正常通勤時間を測定した。その結果、北京は38分で1位となり、上海と広州が36分で続いた。南寧や桂林など14都市の平均正常通勤時間は20分以下となった。