高速鉄道の打撃控え、航空6社が天津・上海快速便

高速鉄道の打撃控え、航空6社が天津・上海快速便。 高速鉄道の打撃控え、航空6社が天津・上海快速便

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発信時間: 2011-06-27 12:54:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 京滬高速鉄道の開通による天津航空産業への打撃に対応するため、天津浜海国際空港、中国東方航空などの航空関連企業6社は26日から、天津と上海をスピーディに結ぶ新路線「津滬空中快線」を共同で運行する。中新網が伝えた。

 同路線の利用者向けに専用のチェックインカウンター、セキュリティチェックゲート、待合いエリア、搭乗口、荷物受け取りエリア、専用の機体が用意され、「特別で早くて質の高いサービス」が全面的にうち出されている。出発地から目的地までの所要時間はこれまでより約1時間短縮されるほか、同路線内であれば便の変更も可能だ。また一日の間に同路線を往復する旅客は、空港の駐車場代が無料になるというサービスもある。

 天津浜海国際空港の閻欣総経理(社長)によると、天津から上海までの飛行距離は1100キロメートル、飛行時間は約90分。新路線は6社が共同運営し、毎週133便が就航する計画だ。今年1-5月に北京-上海路線の旅客輸送量はのべ65万8千人で、旅客取扱数の21.6%を占めたという。

 閻総経理によると、速い、公共的、低価格、高品質を特徴とする新路線の登場で、同空港は京滬高速鉄道との競争で先手を取ったといえる。同路線の製品が充実するのに伴い、同空港は今後、広州市、成都市、重慶市などの都市との快速路線も就航する予定で、実現すれば同航空が各地への窓口となる大型ターミナル空港に発展するのを支える保障となる。

 「人民網日本語版」2011年6月27日

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