インドと日本に学ぶべき
中国はイノベーションの効率を高めるために、日本とインドに学んでもよいだろう。インドはイノベーションの面で、中国と発展形態が大きく異なる。中国の産業発展は順を追って進めるという形で、まず労働力の優位性を利用し、その後に高付加価値産業へと発展する。一方、インドの製造業に中国のような優位性はないが、医療やITなどの専門的な業種において、インドは世界トップレベルの能力を有する。
中国のイノベーション能力や人材引き入れの面などを含む産業イノベーションは、インドと日本に学ぶべきだ。そうしてこそ中国の発展を大幅に速めることができる。また、国家イノベーション体系の構築は、イノベーションの文化の環境作りをまずしなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月28日