泉総領事が伝えた最新の情報によると、まもなく夏休みに入ることを念頭に置いて、日本側はビザ発給制限を緩和する方針だ。7月1日から、沖縄が初めて日本ツアーの日程に組み込まれるようになり、沖縄訪問を前提とした、期間内であれば何回でも出入国が可能なマルチビザの発給制度が正式に始動することになる。同ビザの有効期間は3年間で、取得すれば日本各地を自由に訪問できるようになる。日本側はこの制度を通じて、より多くの中国人観光客を呼び込みたい考えだ。
日本の福井県の上海事務所によると、観光客の増加に伴って、旅行費用も上昇しつつあるという。同事務所の周慧芳・首席代理助理によると、6月までは6日間の日本ツアー価格は3千元前後だったが、旅客数の増加に伴い、7月以降は6千元前後に値上がりする可能性があるという。
「人民網日本語版」2011年6月29日