ロシアのフリステンコ産業貿易大臣は4日、3年後ロシアはヨーロッパ最大の乗用車市場になるとの見通しを示した。
これはフリステンコ大臣がモスクワのあるフォーラムに出席した際述べたもの。フリステンコ大臣は「現在、ロシア国内の乗用車販売台数は上昇し続けている。昨年、市場規模は32%増だったが、今年1~5月期は61%増となった」とした上で、「今年のロシアの年間乗用車販売台数は270万台に達し、2014年までに、ロシアはヨーロッパ最大の乗用車市場になる」と予測した。
ここ数年、乗用車販売台数の増加と同時に、ロシア自動車市場の構造にも変化が現れた。今年、現在までのところ、ロシアで販売された乗用車の3分の2以上はロシア国内で生産されたものだった。
ロシア自動車市場の権威ある分析機関である「自動車統計」は、今年初め、2011年のロシアの乗用車販売台数は230万~235万台に達し、そのうちロシア国産乗用車は68万台、ロシアで組立てられた国外ブランド車88万台、輸入完成車は75万~79万台になると予測している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月5日