中国最大のパソコンメーカーである聯想(レノボ)集団と日本でシェア一位のパソコンメーカーであるNECは4日、日本最大のPC企業グループ-「NEC レノボ・ジャパン グループ」を発足したと発表した。現在、合弁企業の日本PC市場シェアは25%と追随を許さないが、3年後にさらに30%に引き上げることを目指している。
NECレノボ・ジャパン グループの発足にあたり、NECは、レノボが新規発行した1億7500万ドル相当の株式を引き受けている。
レノボとNECの両社は今年1月に合弁企業設立で合意に達した。レノボが51%、NECが49%を出資する持ち株会社-レノボNECホールディングスが1日に設立され、傘下にNECパーソナルプロダクツからPC事業を分離した新会社「NECパーソナルコンピュータ」とレノボ・ジャパンが置かれる。
当面、両社のブランドを継続し、製品も引き続き各自のルートで販売するという。