「2011アジア太平洋金融サミットフォーラム」は9日、中国安徽省の中心地・合肥市で開かれた。韓国、タイ、中国の香港と中国の台湾などからの金融業界の代表約1000人が参加し、金融の健全化を焦点に、討議した。
今回のフォーラムのテーマは「信用、規範化、資産管理―持続可能な発展」で、中国の金融の信用をいかにして整備していくかを分析したりするなど、金融業の健全化や競争力の増強の道を探る。
全国政治協商会議の厲無畏副議長は金融の健全化建設について、「ここ数10年間の改革と開発を経て、中国の金融業の実力は大きく増強されたが、社会融資総量に占める銀行貸付の割合が比較的大きいため、貸付の不安定さが経済サイクルに大きな影響を与えている。このような背景のもと、金融業の持続可能な発展を一日も早く実現させ、金融の健全化が求められている」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年7月10日