国産車衝突安全評価実130車種に 性能大きく向上

国産車衝突安全評価実130車種に 性能大きく向上。

タグ: 自動車,新車評価,国産乗用車,衝突安全評価

発信時間: 2011-07-09 10:29:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国自動車技術研究センターは7日、2011年度第2次中国新車評価プロセス(C―NCAP)として実施した6車種の評価結果を公表した。2006年に国産乗用車に対する衝突安全評価を始めてから、評価実施は130車種に達し、国産乗用車の安全レベルが大きく向上した。

同センターの趙航・主任によると、今回評価結果が公表された6車種のうち5車種は同センターが特別資金で各車種のディーラーから直接購入した。

6車種の評価結果は次の通り。天津一汽トヨタのSUVトヨタRAV4は46・3点で、五つ星、鄭州日産汽車のMPV日産NV200は42・9点で、4つ星、奇瑞汽車のSUV威麟X5は40・5点で、4つ星、一汽海馬汽車の海馬セダン普力馬は36点で、3つ星、東風汽車東風日産乗用車のセダン新陽光は42・8点で、4つ星、東南(福建)汽車工業の三菱ブランド・セダン戈藍は41・9点で、4つ星をそれぞれ獲得した。

これら6車種の18台が厳格にC―NCAPの規定に基づき、排気ガスと燃費のテストの後、規定の3項目の実車衝突試験を実施し、得点をつけた。

衝突試験は自動車の安全性を全面的に検査する最も有効な手段で、中国自動車技術研究センターのC―NCAP実施は今年で6年目となる。評価した車種は累計130、テストを受けた車両は390台に達した。C―NCAPの促進とメーカーの重視で、国産乗用車の衝突安全性能が著しく向上し、安全ベルト警告装置、エアバッグとカーテンエアバッグなどの安全装置を設置する車の割合が大きく上昇し、消費者により安全な車をより多く提供できるようになった。特に奇瑞、吉利、長城、比亜迪、華晨などの自主ブランド車は努力の結果、衝突試験の成績が急速に上がり、安全性能が大幅に向上した。

(新華網日本語=中国通信社) 2011年7月9日

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