◇カギとなる部品の「国産化」
2015年までに電子部品業界の売上高で電子情報産業の売上の20%を目指す。電子部品の総生産量は年平均5.7%増の2兆8000億個となり、国内市場の需要の70%を満たすことができる。電子部品の輸出総額は年平均10%増の860億ドルとなる見通し。
業界関係者によると、中国の電子部品技術は先進国に比るとまだ後れており、多くのハイエンドで、カギとなる部品は輸入製品によって賄われている。カギとなる部品の国産化の推進が業界発展の課題となっているという。
これについて、モノのインターネットに応用される信頼性の高いセンサ、自動車用高性能電子部品、ブロードバンドネットワークに応用される低コストの光ファイバおよび光ファイバ母材など重要市場のカギとなる部品製品の向上を図ると同時に、質と量を確保する。
◇大企業戦略