米国誌「フォーチュン」の中国語版サイトは13日、2011年の中国500強企業ランキングを発表した。それによると、今回のランキングでは入選企業の売上高の条件が12億元引き上げられ、中国500強の総収入は18兆9000億元、対GDP比は47%となった。
今年の入選企業の売上高の条件は、前年より12億元引き上げられた。初入選した企業は45社。今年の中国500強企業の総収入は18兆9000億元で、前年比38%増、対GDP比は47%となった。中国石油化工(シノペック)が再び首位を獲得、中国農業銀行など45社が今年初めてランクインした。500社中、赤字を計上した企業は9社だった。
2011年の中国500強企業ランキングの上位10社は順に、中国石油化工、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国移動(チャイナモバイル)、中国中鉄、中国鉄建、中国人寿保険、中国工商銀行、中国建築股フェン有限会社、中国建設銀行、上海汽車集団。
また、500強企業で収益の多い40社のトップ3は順に、中国工商銀行、中国石油天然気、中国建設銀行となった。