8月2日の期限が迫りつつあることから、国際金融市場では先週より緊迫が高まっている。米大手債券格付け機関のムーディーズおよびスタンダード&プアーズは、米国債に対して格下げの警告を発した。スタンダード&プアーズは今月中に、米国債の評価を格下げする可能性が高いとした。
しかし市場アナリストは、「米国政府の債権処理方式に不安を感じるが、投資家は米国債に投資価値があると見なしている。また現在の国際金融市場では、ユーロ圏における主権債務危機の発生以降、米国債を除く信頼性の高い投資対象があまり存在しない」と指摘した。
「人民網日本語版」2011年7月19日