世界の乳製品取引1/3のシェアを持つニュージーランドの業界トップ・フォンテラ社が昨日、河北玉田県に2.6億元を投資し牧場を建設すると発表した。これはフォンテラ社が中国で投資する三番目の牧場となる。また、今後5年間に河北に牧場群の建設を予定していることも明かした。投資については、外資乳製品トップが中国で畜産し、液体乳を生産する作戦が徐々に加速している。
この牧場が完成すると、フォンテラ社の中国の3ヶ所の牧場における牛乳の年間生産量は9000万L、3.5億杯相当となる。
玉田県の第一の牧場は今年11月に生産開始、第二の牧場は2012年年末完成予定だ。河北で生産された牛乳は中国全土と世界の乳製品企業に提供されることになる。
フォンテラ社によれば、今後10年で中国市場の牛乳需要は4倍になることが見込まれ、液体乳、乳製品の需要も増加するだろうという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月20日