写真は「Mbaobao」のトップページ。 |
中国のバッグ専門ネット通販サイト「麦包包」は約半年間の市場調査とプロジェクトの論証、商品準備を経て、今月18日、日本でバッグ専門通販サイト「Mbaobao」を開設した。中国経済網が伝えた。
「麦包包」によると、現在は主にレンタル倉庫で在庫管理を行っているが、将来的には業務拡大に伴い、専用の倉庫を建設していく見通し。
「Mbaobao」で販売されている商品は日本の消費者の好みに合わせて特別にセレクトされたもので、品質や規格は全て中国の「麦包包」で販売されている商品と同じだ。これにより、商品の品質を一致させると同時に、バッグの色・スタイル・使用習慣などでは日本の消費者、特に女性消費者のニーズに合わせた商品を提供している。
麦包包の創立者である葉海峰氏は「当社はこれまでずっとグローバルな発展戦略を持ってきました。企業がグローバル化する上で、日本市場は避けて通れません。日本を避けては真の意味でのグローバル化とは言えません。そこで私たちは『まず難しい問題から取り組む』という発展戦略をとり、日本市場に進出しました」とし、「麦包包の重要な海外拠点として日本市場を選んだのには3つの原因があります。まず、日本の消費者は商品の品質に対して高い要求を持っています。逆に言えば、日本に進出することで、麦包包の商品品質を含む全体的なシステムを向上させることができます。次に、服や書籍、靴などと違って、バッグは地域が異なってもサイズなどの規定が異なることがありません。日本市場は標準化を重視しており、バッグの販売にとても適しています。第三に、日本は中国から近いため、欧米市場に比べて輸送コストが安く、物流にかかる時間も短いのです」と述べる。中国から日本への海上輸送にかかる時間は3?4日間だが、欧米だと1カ月はかかるという。「最新で流行のファッション」を理念とする麦包包にとって、時間的なメリットはとても重要となる。
「人民網日本語版」2011年7月21日