20日、日本フランチャイズチェーン協会が発表した6月の全国コンビニエンスストア売上高は、前年同月比9.0%増の6755億円だった。全国的な気温上昇でペットボトル飲料やアイスクリームの売り上げが伸びたことが主な原因と見られている。。
コンビニの売上高の増加はすでに8カ月連続。コンビニだけでも来店客数は2.7%増、各大手チェーンでは東北地方の売り上げが2割増となり、全国平均を上回った。被災地でボランティアや建設業者による需要が拡大したしたためとだという。
商品分野別では、加工食品が0.1%増、ソフトドリンクが好調で、東日本大震災の影響で新商品の投入が遅れたビールは売り上げ減となった。
弁当や総菜、デザートなど日配食品は5.5%増。販促キャンペーンでおにぎりやサンドイッチが伸びた。消費者がエアコンの使用を抑え、家庭で揚げ物などを作らなくなった影響によるもの、揚げ物総菜や缶詰の売り上げが増えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月22日