中国機械工業連合会は22日、上半期の機械工業の経済状況に関するデータを発表した。上半期の機械工業の生産額は昨年同期比27・08%増の7兆8800億元、販売額は26・73%増の7兆6900万元だった。全体的にみると、上半期の機械工業は安定した成長を実現し、利益総額は増加傾向を保ち、貿易額は大きく回復した。
上半期の機械工業の利益総額は増加傾向を保ったが、主な業務の利益率は減少した。固定資産投資の伸び率は大きく回復した。2004年から2009年までの間、機械工業の固定資産投資の伸びはずっと40%前後を保っていたが、昨年は30%に落ち込んだ。しかし今年は伸び率が大きく回復し、6月は40%に達した。
多くの製品は生産量が増加したが、自動車は政策調整と需要縮小の影響を受けて、生産・販売の伸びが大幅に鈍化した。上半期の自動車の生産の伸びは2・48%、販売の伸びは3・35%にとどまった。そのうち基本型乗用車(セダン)の生産台数は7・03%増の492万1800台、販売台数は8・02%増の495万5500台だった。