製品構成の調整は新たな進展を収めている。上半期の発電設備をみると、風力発電、水力発電などクリーンで効率の高い発電設備の伸びが火力発電設備を大きく上回った。旋盤では、数値制御金属切削旋盤と数値制御装置の生産量が通常の旋盤を大きく上回り、旋盤の数値制御率は引き続き上昇した。機械工業の地域分布構造の調整も今年に入ってから、政策が誘導する方向へと向かっており、地域の調和のとれた発展が強化された。
中国機械工業連合会の蔡惟慈副会長は次のように述べた。上半期は新しい変化もみられた。機械工業の固定資産投資の伸びは加速しているが、生産・販売と利益の伸び、新規注文の伸びは鈍化し、企業のコスト圧力は大きく増大し、供給過剰の矛盾は激化している。これらの状況は、構造調整、タイプ転換と高度化の必要性が高まっていることを示すものだ。
(新華網日本語=中国通信社)