南魯山の上に「水の銀行」が

南魯山の上に「水の銀行」が。

タグ: 山東省経済

発信時間: 2011-07-28 18:03:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「連続して数日間、私はつづけて『水の銀行』に『おカネを預けた』!」2月24日、気温が暖かくなり、氷河が融け、南魯山大坡村の村民畢京発さんが水パイプのバルブをねじるに伴って、きれいな水がざあざあ水の穴蔵に流れ込み始めた。

「この水の穴蔵は水の銀行のように、ふだんは水を少しずつ溜め、いったん必要があると、水のために悩むことはなくなった。今年のように深刻な干ばつの状況のもとで、この1つの穴蔵の水があるかぎり、1ムー(約0.07ヘクタール)の果樹が旱害をこうむることはありえない」、と畢京発さんは絶えず上昇している水位を見て、自信満々と語った。

ここ数日以来、南魯山鎮(町)の農民たちは好機をとらえて水を池や穴蔵に導水し、春の耕作のために水を蓄えている。山間部の経済発展の特徴から出発して、地方政府は農民の収入を増やし、豊かになることを核心とし、農民が山間地帯で果実経済を発展させることを奨励し、報奨を手当に取り替える方法で、農民の池や水の穴蔵などの小型の水利施設を建設することを奨励している。投資を減らすため、よく頭を使う農民たちは、地勢の差を利用して水を池に引き、平素すべての池に水をいっぱい蓄え、果樹がいつ水を必要とする時には、すぐそれを灌漑に使い、経済作物と農作物の成長を確保することになった。

「この30立方メートルの水しかない水の穴蔵を軽視してはならず、それは毎年大きな役割を果たすものですよ!」、と町の水利ステーションの責任者楊興強さんは語り、さらに、町全体の山の上に池や水の穴蔵1700余カ所が作られてあり、貯水総量は4万6000立方メートル以上に達し、灌漑総面積は約67ヘクタールに達すると語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月28日

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