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発信時間： 2011-07-28 11:34:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海鉄道局の安路生局長は28日、温州高速鉄道追突事故の原因について、温州南駅の信号設備に設計上重大な欠陥があったため落雷により信号機に故障が発生、これにより赤信号になるべき区間の信号が誤って青信号で表示されたため発生したものであることが、初動状況調査で分析されたと発表した。

安路生局長はこの日、国務院の温州高速鉄道追突事故調査グループの全体会で、設計上に欠陥が見つかった信号設備は北京のある研究設計院で設計されたものであり、2009年９月28日から使用されていたことを明らかにした。

鉄道部門の問題分析に言及し、落雷によりこの温州南駅の信号設備に故障が発生した後も、電気系統の当番職員は信号が誤って表示されていることに気づかず、この点について安全意識に問題があったと認めた。当番職員は新しい設備の重要な機能について理解しておらず、的確な問題発見とトラブル処理ができなかった。これは鉄道部門の職員に対する教育不足が露呈したものであると述べた。

また、事故は現場作業の制御能力の不備を反映したもので、電力系統の当番職員は関係規定に基づいたトラブル処理をせず、事故の発生を防ぐことができなった。今回の事故により設備品質、職員能力、現場制御などの問題が明るみになり、鉄道部門の安全確保の基礎能力がまだ未成熟であることを物語るものであるとし、これらの課題は鉄道部門の安全管理が一定水準に達していないことを反映していると説明した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年7月28日

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