7月23日に発生した温州高速鉄道追突事故の車両は26日深夜までに、すべて事故現場から搬出された。先般、埋められたD301の先頭車両も掘り出されて運搬された。「新華ネット」が伝えた。
26日午後4時ごろ、比較的完全な形を保つ最後の車体がナイロン布に覆われてトラックに積まれ、9時半ごろ、先頭車両の残骸を積む最後のトラックが事故現場を出発した。これらの残骸は泥まみれで、粉々に破損しているものも多い。作業員たちは掘削機で掘り出し、トラック10数台に積み込んだ。
先頭車両で比較的完全な形を保っている床部分、車体の壁の一部と車輪4組を記者は確認した。現場作業員は、トラックの目的地について言及されたくない様子だったが、車で追跡し温州南駅の南側にある高速車両の車庫だと突き止めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月27日