多項目の検査が開始
検査項目は多岐に渡る。まず、最初にレアアース企業からうわさが流れてきたのは環境保護検査だ。江蘇、江西、四川などの主要なレアアース生産地の省に所在する企業は、検査に合格するために、後で手続きするか、生産停止するかになる。今年9月、各省で自主検査が終わり次第、国家環境保護部は専門家を派遣して現地で検査を行う予定だ。
環境保護検査より早期に始まるのは、生産指令性計画検査だ。近く、工業情報化部を含む六つの機関が合同発表の形式で、今年の指令性計画実行情況の厳格な監督に関する一層の強調が発表されることになるだろう。関係機関はチームを派遣し、計画実効の状況について専門的な検査を行うことになる。
レアアース業界の管理強化を目的に、工業情報化部は毎年、レアアース指令性生産計画を発表している。2011年3月発表の指標によれば、今年のレアアース酸化物の総生産量は9.38万トンに抑えなければならない。