【新華社北京8月13日】中国政府は12日のウェブサイトに「高速鉄道の安全についての大点検の実施に関する国務院の通知」掲載し、8月中旬から9月中旬にかけて大点検を行うことを明らかにした。
通知は次のように強調している。高速鉄道の安全に関する大点検を通じて、全面的で系統的な調査を行い、高速鉄道の安全にかかわる潜在的な危険要因を徹底的に取り除き、安全に対する鉄道スタッフの責任意識を強め、高速鉄道の安全管理に関する制度づくりと仕組みの改善を促し、建設、運営、管理などの側面から高速鉄道の安全性を高め、重大特大鉄道事故の発生を効果的に防ぎ、高速鉄道事業と経済と社会の発展のために好ましい環境を整えていく。
通知によると、大点検の重点内容は以下の通り。
1、安全生産(運転)責任制の実施状況。
2、鉄道運転の安全保障状況。
3、鉄道設備の品質面の保証に関する状況。
4、鉄道建設の安全状況。
5、高速鉄道の環境整備状況。
6、ルールや制度の確立、健全化、実施に関する状況。
7、安全についての企業の教育状況。