今回の点検調査の対象は時速200キロ以上の開業中の高速鉄道と建設中の鉄道(旅客専用鉄道を含む)、北京、瀋陽、鄭州、武漢、西安、済南、上海、南昌、広州、成都の10鉄道局および、中国南車集団公司、中国北方機関車車両工業集団公司、中国鉄道通信信号集団公司など設備メーカー。
今回の大点検は、発展改革委員会、科学技術省、工業情報化省、人的資源社会保障省、国土資源省、住宅都市農村建設省、交通運輸省、水利省、国有資産監督管理委員会、品質監督検査検疫総局、安全管理監督総局、国家電力監督管理委員会の関係者と技術専門家からなる12の検査チームが行う。
通知は以下のことを求めた。検査チームは公開調査と覆面調査、サンプリング調査と全面調査、資料の閲覧と現場での調査などの方法によって、機関区や職場などに深く入り、技術装備、設計や施工、安全管理などにみられる弱点や潜在的な危険要因を徹底的に調べる。鉄道局の代表と懇談し、高速鉄道の建設、運営、管理で収めた成果と問題点について理解を深め、意見と提案を聞く。点検が終わった時点で、鉄道局などの責任者に意見をフィードバックし、鉄道の安全性を高めるための指導意見をまとめる。
(新華網日本語=中国通信社) 2011年8月13日